現在、「手作り目薬」で注目を浴びている自然派ママたち。
問題の「手作り目薬」の記事がアップされていたあんふぁんwebは該当記事を削除し、監督不足を認め、謝罪しました。
さらに「手作り目薬」は朝の情報番組「スッキリ」(日本テレビ系列)でも放送され、大きな反響をよんでいます。
あんふぁんに掲載された「手作り目薬」の記事
記事では、市販の目薬は防腐剤が多いため、手製の目薬を作ったと報告する。原料の紹介とともに「水道水は塩素が入っているので必ずミネラルウォーターや浄水した水、ウォーターサーバーの水を使用すること!」「塩は塩化ナトリウムの入っていないものを選ぶ(スーパーなどで売っているものはほとんど塩化ナトリウムが入っているので注意!)」などと伝えた。
JCASTニュースより
その他「スッキリ」で紹介されたとんでも情報
・キャベツ枕
・里芋湿布
・生理をずらす裏技
・オーガニック食品でインフルエンザ予防!マヌカハニー!
・Wi-Fi人体に悪影響
キャベツ枕
熱冷ましの新常識として紹介されたキャベツ枕。
スッキリではその投稿内容について触れた。
キャベツ枕とは頭を包むようにキャベツを枕代わりに敷くことです。
キャベツの陰性(アルカリ性)が熱の陽性を中和し熱がグングンと下がるのです。
しかも熱を下げるだけでなく、体内の毒素も吸い取ってくれます!
枕に使ったキャベツを食べると毒素が体内に入ってしまうので食べないように。
実際に試している方も。
吉川ひなのも実践

里芋湿布
別名里芋パスターとも呼ばれ、おばあちゃんの知恵的な民間療法でよく見られる自然療法。かぶれの心配や傷口に触れれば、炎症の恐れもあるという。
それにもかかわらず、SNSには「里芋湿布」関する投稿も多数見られる。
スッキリでは以下の投稿内容を紹介。
・喉の痛みに効くのは里芋湿布
・カリウムが多く含まれ、体内にたまった熱を外に出す効果があり、痛みもやわらげてくれるのでオススメ
SNSで「里芋湿布」で検索すると多数の投稿が見られる。



生理をずらす方法
「あんふぁん」とは別の情報サイトに掲載されていた記事。
驚く方法とは。。。
1.わざと体調を崩す
2.風邪薬と飲む
というもの。本来の服用目的とは異なるため、危険を伴うこともありそうです。
生理をずらしたいなら、婦人科へ行くことをオススメします。
オーガニック食品でインフルエンザ予防
医師も驚くほどの内容にもかかわらず、SNSでは実践している人も。。。
スッキリでは以下の投稿内容を紹介。
マヌカハニー(はちみつ)などに入っているスプレーがウイルス不活化効果あり!
インフルエンザウイルスに効果実証済み!これで予防すべし私もブログを書いたりハンドメイドもするので「(旧)薬事法」にとても敏感。
オーガニック食品なので大丈夫!
マヌカハニー入りのスプレーに関する投稿は思っていたよりもたくさんありました。
以下の方はまさに「インフルエンザ予防」で購入したそう。

Wi-Fi 人体に悪影響
スッキリでは以下の投稿内容を紹介。
Wi-Fiって少なからずとも体には悪影響があるといわれています。
子供の発達障害の恐れや卵巣への影響。
寝てる間はWi-Fiをオフにしよう!
一方、SNSではWi-Fiへ警鐘を鳴らす人も。
医師の見解
自然派ママたちが行う事例
自己治癒力・自然治癒力


脱ステロイド
牛乳は毒

ノーワクチン


「医療ネグレクトでは?」と言われるわけ
アメリカでは、インフルエンザにかかった4歳の男児が抗インフルエンザ薬「タミフル」を与えてもらえず、死亡したという痛ましい事件がおきました。
インフルエンザにかかったのは生後10ヶ月と4歳の男児の兄弟。
子供たちはインフルエンザの予防接種は受けておらず、さらに母親は薬を飲ませることに抵抗があり、処方されたタミフルを購入することなく帰宅。
タミフルの代わりにハッカ油やビタミンC、ラベンダーなどの自然療法で対処していたといいます。
10ヶ月の男児は容態が悪化もなんとか持ち直しましたが、4歳の男児は高熱、もしくは呼吸困難に陥ったことで痙攣を起こし、低酸素脳症で意識を失いました。
そして病院に運ばれた3日後、脳死と判定されました。
自然療法・代替療法を過信しすぎて、この痛ましい事件起こったと考えている人が大多数でした。
このアメリカの事件をとってみても、自然派ママたちの頑なに医療を頼らない姿勢は「医療ネグレクトでは?」との声がでるのもうなずけます。