3月1日開催の東京マラソンについて、主催する財団が一般参加者の枠の縮小を検討しています。具体的には参加者人数を減らしたり、一般参加者の出走を全面的に取りやめたりすることが選択肢に浮上していることが分かりました。
感染に対する主催者側の対策
財団や都は感染に対する対策として、以下のことを協議・検討しています。
・一般参加者人数を減らす
・一般参加者の出走を全面取りやめ
・希望ランナーへのマスク配布
・高齢者の出走を制限
すでに行われたマラソン大会の対策
2月16日に行われた熊本城マラソン・北九州マラソン・京都マラソンではどのような対策を取ったのでしょうか。
マスク着用異様な光景
参加者にマスクを配布し、マスク姿のランナーが溢れかえりました。
中国在住は参加自粛要請
2月16日に開催された熊本城マラソン・北九州マラソン・京都マラソンは主催者が中国在住者への参加自粛要請を行った。
辞退人数 | 参加者人数 | |
熊本城マラソン | 35人 | 1人 |
北九州マラソン | 7人 | 1人 |
京都マラソン | 358人 | 28人 |
SNSの声
ツイッター上では開催した場合の感染拡大を懸念して、中止あるいは延期の決断を望む声が多いです。
東京マラソン中止の影響
現段階では一般参加者の制限を設ける選択肢が上がっていますが、万が一、東京マラソンが中止になってしまった場合、どのような影響があるのでしょうか。
・男子の東京五輪の代表選考会を兼ねている
・招待枠で大迫選手・設楽選手らが走る
このため、万が一、中止にした場合は東京五輪への影響が大きいです。
まとめ
開催を延期・中止にするのは苦渋の決断ですね。
しかし、新型コロナウイルスの感染者が増加してしまった場合、東京五輪どころではなくなるのも確か。
主催者側は熟考して、感染拡大しない選択をしてほしいものです。